『優衣(ゆい)』 旦那さん素敵な名前をありがとう
投稿者:にゃんこ
妊娠してから性別がわかるまで、とても時間がかかりました。
赤ちゃんの性別は分かったのが妊娠35週に入ってからのことでした。
ずっと女の子が欲しかった旦那さんは大喜び。
女の子らしく、可愛く、綺麗にといろいろな希望を持って、名付け本を開いては家族・親族で討論会をしました。
出産が近づくにつれ、だんだんと「名前が決まらない」ことに焦り始めました。
名前の候補の中には、「さき」、「ゆかり」、「かおり」、「さくら」、「あかり」、「さゆり」などたくさんの可愛い名前の候補がありました。

どの名前も可愛いのですが、使いたい漢字の画数が名字と合わなかったり、名字とのバランスが悪かったり、名前の画数が多かったり、どうもパッとしない。
キラキラネームのような個性的な名前は付けないと決めていましたが、時代においていかれるような古風な名前もこれから生きていくときに大変かな。とあれこれ考えていたら、これだ!という決定ができませんでした。
そうやって悩んでいるうちに、陣痛がきて、ついにお産が始まりました。
旦那さんが立ち会ってくれてのお産で、陣痛室でも名前の検討。
陣痛の痛みでそれどころじゃなかった私は「あなたにまかせる。いい名前を考えてあげて。」と旦那さんに命名を一任しました。
無事出産したあとに、旦那さんから
「名前は優衣にする。
人のことを思いやることができる、みんなに優しくすることができる子になって欲しい。
優衣の衣は天女の羽衣をイメージした。
羽衣のように綺麗で繊細な心を持って欲しい。
できれば透明感のある素敵な女性に成長してほしい。」
ということで名付けたとのこと。
無事に産まれてきてくれた我が子と、旦那さんがこどもの事を思って一所懸命に考えて名前がぴったりで、しっかりと理由まで考えて素敵な名前を付けてくれたことに分娩台の上で号泣してしまいました。
親族の意見もさまざまあったのですが、旦那さんの決めた名前にみんな賛同してくれたのでこの名前に決定しました。