『泰知(たいち)』 画数なんて調べるべきじゃない。
投稿者:こーぎー
画数なんて信じていなかったのですが、出産前、妻の姉からこっそり画数にまつわる本を渡されてしまいました。
本当は考えていた名前候補があったのですが、その本で調べてみるとかなり運勢が悪いという判定結果に。
そういうことを聞いてしまえば、もうその名前にする勇気がなくなってしまいましたね。
その日から、思いついては画数を調べ、却下するという日々が続きました。
一時は、漢字を見ただけで画数を答えられるまでになったほどです。
「死」という文字が一番画数がいいこともわかってしまいました。
ありとあらゆる可能性を探り、もうないと思った時に、逆に苗字に対していい画数を調べ、そこから逆引きで漢字を採用するという方法があることに気がつきました。
そこで、妻と私でそれぞれどんな人になってほしいかを話し合うことに。
妻からは、「知性のある人」、私からは、「豊かな人」という答えが出てきました。
そこで、それぞれの意味を表す漢字で、かつ、画数がマッチする漢字を調べていったのです。
出てきたのが、「泰」と「知」でした。
それをどう組み合わせるかを考えましたが、最終的には、「たいち」という音の響きが素敵だということで、「泰知(たいち)」ということになりました。
それが生まれる数ヶ月前でしたでしょうか。
今となっても、我ながらいい名前だと思います。
夫婦共々、名前で後悔したことはありません。
ただ、「やすとも」とも読めるため、そこが多少気にはなっていますが、「たいち」も変な読み方ではないので、それはそれでいいと思っています。
また、その時は気にしてはいなかったのですが、あだ名を「たい」と呼んでいるので、英語的にも「Ty(タイ)」と言いやすいという利点があることにも気がつきました。
本人は今小学生ですが、自分の名前を気に入っているようなので、親としてもこれ以上の完璧なネーミングはないと自画自賛です。
考え抜いて、考え抜いて、のたうちまわった挙句の「神が降りてきた」という感覚はあれのことだなぁと今でも思います。