『太一(たいち)』 強いて言うなら「苦労しないように」と願いを込めました。
投稿者:なかこ
本格的にお腹の子の名前を決めようと考え出したのは、もう妊娠8か月に入っていたころだったと思います。
性別は男の子。
最初は私があれがいいこれがいいと言っていたものを、主人が横から「知人の名前だから」「響きが好きじゃないから」等ですぐ却下してくるので困りました。
このままじゃ喧嘩しそうな流れだったので、一度私と主人でそれぞれ考えた名前をざっと紙に書きだし、それから紙を交換してチェックを入れていく消去法で決める事に。
候補の名前を書くにも前提となるルールがありました。
まず、漢字の画数が少ない事。
これは主人の名前の画数が多くていつもサインに困ってるから、同じ苦労はさせたくないという願い。
他人が見てすぐに読めるもの。
うちの苗字が珍しく一度で読んで貰えた事がないし、説明にも苦労しているので、名前だけでも確実に読んでもらいたい。
携帯やパソコンで一発変換できるもの。
これからの時代、これができるととても楽だから。
3文字であること。
これは私の希望です。
3文字がちょうどリズム良く呼びやすいと思ったので。
これらの条件を抑えても思いついた名前が10個はあったはずなのですが、主人のチェック後は3つに削られていました。
こちらも主人の候補を同じく3つになるまで削ったのでお互いさまという事で。
残った6つの名前から、フルネームで呼んだ時の語感と、これは私達夫婦は全く興味なかったのですが、主人の祖母が凄く気にする方だったので画数の運勢が良いものを選んでようやく決定しました。
産まれてきた赤ちゃんは、不思議と決定した名前でしっくりくる顔だったので考え直すこともありませんでしたね。
周りの人たちから「うんうん、凄くいい名前ね」と、すぐに名前を呼んで受け入れて貰えたのがとても嬉しかったです。
よく名前の漢字には、「どのように育ってほしいか」のような願いが込められていますが、うちの子にはそれが全くありません。
ですが、一生使うものだから不便がないように、と夫婦で一生懸命考えた事は間違いないのでもし子供が大きくなって、名前の由来を聞かれても正直に説明したいと思います。