『千裕(ちひろ)』 自分の子への思いを込めて命名しました
投稿者:YUUKI
自分の子供が生まれるという実感は、とくに男性は薄いはずです。
私もまさか自分の子供が誕生するという実感は、生まれるまでは全くありませんでした。
そして、2年前に無事に我が子が生まれたときにとても悩んだのが子供の名前を決めることです。
子供が生まれるまでは、妻といろいろな名前を考えていました。
とくに私は最近風の名前を考えており、妻も納得してくれていました。
女の子なので、ゆうのという名前を考えていました。
とくに深い意味はなく、耳触りが良くて、あえて平仮名にすることで柔らかい印象を持たれると考えたのです。
しかし、実際に生まれてきてこの名前は違うと感じました。
生まれる前に名前を決めるのではなく、生まれた我が子の顔をみて決めなければという気持ちにもなりました。
そして、その日から真剣に子供の顔を眺めながら名前を考えていきました。
不思議と、我が子の顔を眺めながら名前を考えていくと、よく命名するときに利用するような本などの知識が邪魔に思えてしまいます。
その我が子の表情のみで名前を考えることがやはり大切なことなのだと感じてきました。
そして考えた結果、千裕という名前に決めました。
千という字は、全てという意味を込めました。
多くのことを意味している千という字は、どうしても入れたいと感じました。
そして、裕という字には広く、せせこましくないと言う意味が込められています。
そして、この二文字を組み合わせることで、多くのことに広く取り組んで欲しいと言う意味を込めました。
小さな世界に閉じこもるのではなく、自分が考えるままに、広くたくさんのことを知って欲しい、また広くたくさんの喜びなどを得て欲しいと言う意味も込められています。
こうした広くたくさんと言う意味は、決して自分だけの利益だけではなく、喜びを広くたくさんの人に届けて欲しいと言う意味も同時に込めています。
自分でしっかり名前を考えて命名することで、不思議と自分の中に深い責任感が生まれてきました。