『紗季子(さきこ)』 日本の四季のように感情が豊かな人間になるように。
投稿者:pupa
娘には二人の兄がいます。
長男に名前を付けるときに、夫が日本の四季のように季節がハッキリしているよう喜怒哀楽の感情が豊かな人間になってほしいということで四季の「季」という文字を入れました。
その数年後、二男が誕生した時にも名前には四季の「季」が入っています。
長男の時も、二男の時も夫婦で名前をどうするかについては話し合ったものの、案としてはどちらも夫が考えた案が採用されました。
初めての娘が生まれるときには、私が絶対名前をつけたいという思いでいました。
それでも、これまで夫が大事にしてきた四季の「季」は必ず入れようと決めていたので、娘にも「季」という文字が入っています。
私には名前を付ける時のこだわりというか、ひとつのポリシーがありまして、最近の子どもの名前は読めなかったり、呼びづらかったりするので、私の子にはそのような名前を付けないと決めていました。
また、さまざまな名前が付けられている現在の日本ですが、私の子には日本らしく女性らしい名前を付けたいと思っていました。
昔は「とも子」や「よう子」など女の子の名前の最後に「子」がつくことも多かったのですが最近ではそのような名前をみかけることが少ないですよね。
私は、この「子」こそ日本的で伝統的といったら少し大袈裟ですが、昔からある日本の風習のような文字であり、一目で女の子だと分かる文字と思っているので名前に必ず使いたいと思ったのです。
最後の一文字は、響きを重視しました。
色々呼んでみて最後に一番しっくりした響きが「さきこ」。
サキコのサの文字には、特に漢字に意味を持たせず名前に使える漢字かどうか、また漢字の意味に悪い意味が含まれていないかだけを確認しました。
それで「紗」という漢字を使う事に決まり、つけられた名前が「紗季子」です。
たまたまですが、画数が兄弟三人一緒です。
画数の良い悪いも本で調べて確認していたからだと思います。
兄弟三人「季」という文字が入っている子ども達は、親の願いの通り感情豊かな子どもに育っています。