『千修(せんじゅ)』 息子の名前にいたるまで
投稿者:ねこママ
妊娠が分かった時から女の子が欲しいと思っていたので女の子の名前ばかり考えていました。
母が「お兄ちゃんの時はつわりがなかったのに、あんたの時はつわりがひどかったからきっと女の子だよ」とつわりでゲーゲーしてる私に言うので、さらに女の子に違いないと信じていました。
しかし妊娠8ヶ月ごろの検診で先生に「男の子かもしれませんね」と言われ、私は主人とプチパニックになり急いで男の子の名前を考えました。
いざ考えると、女の子の名前は次々出てくるのに男の子の名前はさっぱり良い案が出て来ません。
その頃主人が煩悩を捨てていい父になるためとか言って仏典を買って読んでいたのですが、何気にその仏典を見ていたらその中に「専修(せんじゅ)」という言葉が出て来ました。
その字の通り何かを専門に修得する、という意味なのですが、いい響きだなと思いました。
専門に修得する、という意味も素敵に思いました。
ただ専修だと堅苦しい感じだし人の名前っぽくありません。
字数的にもあまり良くありませんでした。
そこで専を漢数字の千に直して「千修」にしました。
苗字との響きも合っています。
意味は、たくさんの勉強修行を自ら進んで行いその道のプロフェッショナルになるための努力が出来る人になるように、です。
簡単に言うと、自分から進んで勉強する人になるように、です。
私は音楽の仕事をしています。
主人も音楽を副業にしています。
一見華やかな業界ですが、私たちがこの道のプロフェッショナルになるまでにそれは気の遠くなるような努力をしました。
そしてプロになった今もその努力は継続しています。
息子には音楽の道に進んで欲しいという希望はないのですが、努力無くしてその道のプロにはなれないことを私と主人はよく分かっていて、そこをとても重視しています。
息子が将来どんな夢を持って職業を選ぶかはまだわかりませんが、勉強を嫌がって怠けるような子にだけはなってもらいたくないと強く思っています。