『駿冶(しゅんや)』 競馬好きな主人と職人?
投稿者:shumohina0731
我が家の長男、現在高校三年生の息子の名前は、駿冶といいます。
読みかたは『しゅんや』です。
初めての子どもでしたので、すごく張り切ってつけた名前です。
どうしてこの名前をつけたのかというと、まず、うちの主人は、競馬が大好き。
『駿』は、競馬の雑誌で『優駿』という名前の雑誌があるのですが、その雑誌を見ていてヒントを得たようです。
駿馬(しゅんば)など、速くてカッコ良さそうなイメージです。
その『駿』の字を使いたいというのが主人の唯一の希望でしたので、その字を含んだ名前を私が考えてみることにしたのです。
発音のイメージや苗字とのバランス、画数など様々な角度から考えてみましたので、とても時間がかかりました。
しかも、私は子どもが生まれるまで性別は聞かないことにしていて、女の子の名前も同時に考えていたので、2倍時間がかかったのを覚えています。
さて、『駿』と組み合わせて考えられる名前でかっこいいもの。
しゅんあ、しゅんい、しゅんう、などなど、一つ一つ五十音をあてはめて考えてみたりもしながら、すごく悩みました。
そして、苗字とのバランスも良いなと思ったのは、『しゅんや』という響きでした。
『や』は、どんな字をあてはめたら良いのかと、今度は漢字辞典を出してきて考えてみました。
『冶』の字を見て、これで『や』と読むんだなあとビックリしたのを覚えています。
意味はと思って辞典を読んでみると、職人を表す言葉、というのが目に入ってきました。
『職人』って、いい響きだなあと思いました。
どんな職業につくにしても、職人のようにコツコツとその仕事に邁進する。
いいんじゃないのーと思い、その字をあて、しゅんやと呼ぶことにしたのです。
さて、それで駿冶(しゅんや)と名付けた長男ですが、名前を説明する時に少し困ることがあります。
『駿』の字は優駿の駿、とか駿馬の駿などと説明するとわかってもらえるのですが、『冶』の字の説明が難しく、治めるの『さんずい』じゃなくて、『にずい』と説明してもすぐにわかってもらえず苦労しています。