『彩椰(さや)』 画数を気にして、名付けに四苦八苦した経験
投稿者:タコボーイ
第一子は男の子で、第二子として初めての女の子を授かりました。
基本的に私達夫婦は、姓名判断による画数を気にするタイプでした。
命名においては、画数を全く気にしない方、物凄く気にされて専門の方に依頼するほどの方もいますが、私達の場合、どうせ親が命名するのであれば良いとされる画数になるようにしようという考えでした。
娘への名付けに際しては、長男の名付けの際に買った姓名判断の本を参考にしましたが、もう一冊さらに踏み込んだ内容の本を購入しました。
姓名判断では天運(名字だけで決まる家運のため、原則どうしようもありません)、人運(性格)、地運(基本運)、外運(社会運)、総運(全体運)を考慮するのは当然なのですが、それに加えて名前を発音する際の母音の配列、画数の陰陽(奇数・偶数)なども考慮する内容の本でした。
これは第一子の命名の際には知らなかった事でしたので、さらに良い名前を娘につけてやれるぞと意気込んでいました。
いざ命名する段階にはいると、息子のときにも苦労しましたが、名字が非常にシンプルなので、天運を除く他の人運から総運全てを良い画数にするためには、おのずと地運(これは名前だけで決まります)に配置できる画数のパターンが決まってしまうのです。
これは画数を気にして命名された方なら分かるかもしれませんが、全ての運に良いとされる画数を配置するのは非常に骨が折れます。
このため私の場合は、エクセルのセルに一文字ずつ漢字を入力し、その隣にその漢字の画数を入力すると、全ての運の画数を表示されるようなシートまで作成しました。
ネットの無料サイトでそれらを行えますが、じっくりと考える場合は手元のエクセルシートの方が自分には合っていたからです。
もう殆どパズルを解くようなもので、煮詰まると頭が痛くなるほどでした。
名前の最初の画数は11、次は13と決めるのが大変で、この画数を名前の二文字目に持ってくると外運が論外・・と試行錯誤でした。
実際のところ、画数が決まってからも、苦労は続きました。
女の子っぽい漢字を探さなくてはなりませんし、ある程度親しみを持てる名前でないとそれはそれでよろしくない。
画数を決めてからが本当の勝負が始まったように思います。
漢和辞典の11画数と13画のページは全部目を通しました。
本当にここの詰めが大変で粘り強さが必要でした。
そういう苦心の末、名付けたのが「彩椰」という名前でした。
妻が産みの苦しみなら、私は命名の苦しみでした。
まあ女性のお産の辛さと比べるのは愚の骨頂ですけど、妻が承認してくれた時の脱力感は凄いものがありました。
彩が11画、椰が13画で、地運が合計で24画となり女性には吉とされる画数です。
さらに名字との画数により、人運、外運、総運も吉となり、特に外運が大吉となりました。
音の陰陽配列も吉、画数の奇偶配列も吉、これ以上にない名前を付けることができました。
普通はだれでも吉に満たない要素を持つのですが、これだけ完璧なものは専門家でも難しいのではという自画自賛のレベルにまで詰めたつもりです。
あくまで姓名判断だけを考慮した場合ではありますが、命名に関しては親として独力で出来る範囲のことはやり遂げたと思っています。
画数のおかげかはわかりませんが、娘は元気に過ごしています。