『昊(そら)』 太陽みたいに明るい子になってほしい
投稿者:ソラマメ
うちの子の名前は、「昊」といいます。
読み方は「そら」。
女の子です。
昊という字には、「太陽がサンサンと輝く広く明るい空」という意味があります。
生まれる前、まだお腹の中にいた頃から、この子のことをそらと呼んでいました。
人の名前としては未だあまり親しみのない名前かもしれません。
近年騒がれているキラキラネーム、と言われる方もいるかもしれません。
もちろん、私も主人もキラキラネームには抵抗があります。
なのになぜ、聞きなれない名前、読みにくい漢字を使った「昊」という名前をつけたのでしょう。
まずは、響き。
呼んだ時に柔らかい音であり、呼ぶ人が大きな声で、口を開けて終わる音。
aの音で終わるので、明るい雰囲気があります。
そして、そら は全世界共通のものであり、なくてはならないもの。
色々な表情を持っていて、沢山の人を笑顔にすることもできる。
世界中のどんな人もどんな物も全てを繋げるもの、私たち夫婦はそう感じています。
なので、沢山の人と関わることができ、表情が豊かであり、お互いに必要とされる存在であって欲しいという想いが込められています。
次になぜ、難しい漢字にしたのかです。
それは、先ほども記したように、太陽の輝く明るい空、という意味を持っているからです。
夏の青空、雨の曇り空、夕日が沈むオレンジ色の空、満天の星が輝く夜空、朝日が昇る薄オレンジ色の空、挙げはじめては切りのない様々な空の中で、私たち夫婦は太陽がキラキラ光る明るい空が好きです。
そして娘は、私たちにとって太陽の様な存在です。
それは他の誰に対しても同じであって欲しい。
そんな想いから、読みにくいかとも思いますが、「昊」という字を使いました。
漢字や響からよく、男の子と間違われます。
私たちの周りには、それは可哀想だと言う人も沢山います。
しかし、私たち夫婦は娘の名前に引き目は全く感じません。
これから娘が成長をしていく中で、名前のことや、男の子みたいな字ということを嫌だと感じることがあるかもしれません。
その度に、なぜこの名前にしたか説明しようと思います。
いつか必ず娘がこの名前を愛し、この名前のような明るく、誰にとっても大切な存在になることを信じています。
今日も太陽の様な明るい笑顔と空の様な広い心を育んでいる娘へ、あなたが生まれてきてくれたことに心から感謝しています。