『桜空(さくら)』 パパママの思い出を詰め込んだ愛情たっぷりネーム

投稿者:るんるん

命名するにあたり、たくさんの名付け本を読みました。
ありきたりな響きは嫌だと思い、あまり人とかぶらないものをと探していたのですが、主人が選んだのは「さくら」という名前でした。
私はそんなよくある名前はやめてくれと大反対しましたが、偶然主人の見つけてきた「桜空」という字を見てハッとしました。

私と主人は同じ職場で働いていて、夜も遅くまで一緒に仕事をしていたので、仕事帰りのデートはいつも公園。桜の季節には毎晩のように夜桜を楽しみ、そこで悩み事を打ち明けたり、他愛もないことで盛り上がったり、仲を深めていきました。
結婚してからもそんな思い入れのある公園で、昼夜問わずデートを繰り返したものです。

その公園は桜の有名な大きな公園でしたので、敷物を敷いて寝そべると目の前は全て桜のピンク一色。
まさに桜の空というにふさわしい見事な景色でした。
そしてお弁当を食べたあと、そんな桜の空を眺めながら主人と昼寝をするのが楽しみでした。

そしてそんな思い出のある桜の季節に生まれてくる娘…なんだかこの「桜空」という名前に運命のようなものを感じました。散々反対していた私でしたか、この字を見てまさに一発KO(笑)

次に「どんな子に育ってほしいか」を考えてみたのですが、夫婦の共通の願いは「優しい子」でした。
これも「桜の空」のイメージ通り。
たくさんの人々の心を和ませ、癒してあげられるような優しい人になってほしいという願いも、後付けではありますが含まれているように思いました。

そして最後に字画を調べると見事に大吉。
散々色んな名前を試してどれもいまひとつだった字画でしたが、この名前だけは大吉だったのです。

もうここまでうまく話がつながってしまうと私もこの名前にすっかり魅了されてしまい、最終的には喜んでこの名前を受け入れたのでした。
むしろこんなにぴったりな名前はもう他に見つからないだろうという思いです。

「桜空」を「さくら」と読むことに抵抗感は多少はありましたが、両家の両親もすんなり納得してくれ、友人たちからは「すごい!!きれいな名前!! 」と大好評でした。
そして今2歳半の娘は、願い通りに優しいおだやかな子に育っています。

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