『沙奈絵(さなえ)』 妊娠中の妻の夢に出てきた子供の名前

投稿者:kichi

入籍して数か月後に妻が妊娠していることがわかりました。
最初は男の子か女の子か解らなかったため、両方の性別で名前を考えていました。
妊娠して数か月後のある日、妻が「女の子を生む夢を見て、その時に娘をさなと読んでいた」と話してくれ、その後の定期検診で生まれてくる子がやはり女の子と判明。
妻と相談して「子供の名前だけど、さなに一文字加えてさなえにしない?」と相談したところ快諾してくれました。

名前は次のような想いでつけています。
私の苗字が五行思想の「水行」に属する苗字であったため、相手を生みだす陽を意味する相生に当てはまるように「木行」の呼び名にしました。
名前の意味は、「水豊かな地で水尽きることなく悠久に成長を続け、観る者の心を洗う草木や花のように育って欲しい」です。

名前の由来ですが「木行」の呼び名に当てはまる漢字を探した所、人名によく使われる漢字に「早苗」がありました。
その名前からヒントを得て、次のように名前に当てる漢字を選んでいます。

沙:悠久の時を意味する恒河沙(ごうがしゃ)からとりました。

奈:肉親から字をもらいました。歴史ある奈良の地も意味します。

絵:草木や花のように人の心を豊かにしてくれる絵をあてています。

こだわりポイントですが、妻の姓名が入籍後に「水絶えることなき悠久の時」の意味となりました。
私の姓名は「水絶えることなき地に生える樹木」の意味を持ちます。
生まれてくる子に「水豊かな地で水絶えることなく豊かに成長を続け、人心を穏やかに」と願ってつけています。
妻は芯が強く温厚な性格ですが、私は気性が激しいため穏やかな子に育つようにとの思いもあります。

周囲に名前と持つ意味について説明した所、いろんな方から祝福の言葉を戴きました。
昔から付き合いのある友人は「性格とか姿がどっちに似るか今から楽しみだな。」と行く先を期待しています。

現在、小学生になった娘を妻は「さなちゃん」と呼んでいます。
本人の性格は負けん気が強いのですが、我慢強くて穏やかな子に育っています。
親としてこのまま、名前の意味に沿って成長するように見守る日々を過ごしています。

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