『蓮(れん)』 運命的な名づけの理由
投稿者:びっぐうえすと
もともと付き合っていたころから主人が、「子どもができたら『蓮(れん)』という名前をつけたい」と言っていました。
音の響きがきれいなので、私も「いいね」と答えていました。
それから結婚して子どもができて安定期に入り性別がわかったころ、「名前の候補って考えてる?」と尋ねたところ、そのときには「特にまだだけど、漢字で一文字がいいな」と言われました。
以前に「『蓮(れん)』がいい」と言っていたのを覚えていたので「あれ?」と思ったのですが、考えが変わったのかなと特に聞いたりはしていません。
その後、自分たちで名前を考えてつけることをきちんと伝えていたのに、義母が遊びに来てくれた際に義父が名前を考えていることが発覚。
わたしたちは、子どもが生まれてすぐに名前をつけてみんなに発表してしまおうと決めました。
なので長男が無事うまれてすぐに、主人に「どんな名前にするか決めた?」と聞いたところ、ひとこと「『蓮(れん)』にする」と。
私もその名前が気に入っていたので、即決しました。
ただ、どれだけ聞いてもなぜ『蓮(れん)』にしたのか教えてくれません。
しかしある日、主人の機嫌がいいときにもう一度聞くと、ようやく教えてくれました。
「音の響きが好き、というのもあったけど、漢字にそれぞれの名前の一部が入っているでしょ?」と。
じつは私の名前には“花冠”の部首の字があり、主人の名前には“しんにょう”の部首の字があり、『蓮』の字には見事に“花冠”も“しんにょう”もついていたのです。
さらに、私の誕生日花(誕生月花ではなく)のひとつが「蓮の花」。
主人は赤ちゃんの性別が男の子だと聞いて「この名前しかない!」と思ったそうです。
ただ恥ずかしがりやなので、そのことをなかなか言えなかったようで。
ほかのみんなにはこの話をしていないけど、気に入ってもらえている名前です。
息子も呼ぶとうれしそうな顔をするので、名付けたこちらは何倍もうれしい気持ちでいっぱいです。