『凉禾(りょうか)』 名付け親は夢にでてきた女の子

投稿者:おとぼけナース

結婚する前から、夢に「りょうちゃん」という女の子がよく出てきました。
幼稚園の制服を着ていて目がちょっと小さいけどまん丸で、髪の毛の長い色の白い、おとなしそうな5歳くらいの女の子です。
覚えているだけで3回「りょうちゃん」が出てくる夢を見たので、妊娠が分かったとき、「女の子ならりょうちゃんって呼べる名前にしたい。」と夫にもこの話をしていました。

性別が女の子と分かってからは「りょうちゃん」と呼ぶための名前を考えました。
画数と、漢字で書いたときのバランスを重視して、名付け辞典の感じを組み合わせてどんどん作っていきました。
その中で夫が気に入ったのが「凉禾」です。

意味は後付けになるのですが、凉は涼しいの古い表記で、禾は稲・稲穂という意味の古い漢字だったので、「困難にぶつかっても涼しい顔をして乗り越えられる。稲穂のようにこうべを下げられる人に育ってほしい。」という願いを込めました。
さんずいの「涼」にしなかったのは、とても画数が良くなく、1画少なければ逆にすごく良かったからです。

夢に出てきたりょうちゃんを無事出産、少し小さめでしたが元気に産まれてきてくれました。
でも、とにかくよく母乳を飲んで飲んで、あっという間に大きな赤ちゃんになりました。

りょうちゃんと同じぐらいの年齢に育った我が家の凉ちゃんは、夢に出てきたりょうちゃんと目は似てなくもないですが、幼稚園ではなく保育園でスモックを着て走り回り、日焼けで真っ黒、夫に似て背の高いちょっとおデブで活発なおかっぱちゃんに仕上がっていました。
娘にも夢に出てきたりょうちゃんの話をしましたが、「ただの夢やもん。凉禾には関係ないし。」と言っていました。

今は、小学校高学年になり、習い事は4年目になる「空手」、髪型はおかっぱから、いまだに男の子に間違われるショートカットです。
でも、コツコツと努力して、少し反抗期にさしかかってはいますが、素直で人にやさしい女の子に成長しています。

error: