『璃子(りこ)』 ラピスラズリの和名から一文字いただいて、名付けました。

投稿者:さおりん

赤ちゃんを授かった時、本当にうれしいと思ったのと同時に、かけがえのない宝物が私たち夫婦のところにやってきたと感じました。
そのため、子どもの名前に「宝物」という意味を込めたいと思いながら名前を考え始めました。

「宝物」という言葉からまず最初に連想されたのは宝石や貴金属だったため、身近にある宝石の和名を調べました。
たくさんの宝石の和名を調べた中、私の目に留まったのはラピスラズリでした。

元々、ラピスラズリは、私が生まれて初めて購入した宝石でした。
中学生の頃、ショッピングモールの中にあるストーンアクセサリーのお店で、その綺麗な青い色に魅せられ、お小遣いをためて数ヶ月かけてやっとの思いで小さなネックレスを購入したという、思い出があったのです。

さらに詳しく調べていくと、ラピスラズリは、古代エジプトの時代から「宝石」として人々に親しまれていたこと。
世界ではツタンカーメンのマスクや、メディチ家の紋章、日本では中尊寺の金色堂の金具など歴史的に貴重なものにも使われていた、ということが分かりました。
子どもの名前をつけるにあたって、これ以上ふさわしいものはないと感じました。

ラピスラズリの和名は「瑠璃」なので、このいずれかの字を使おうと決め、具体的な名前の選定に入りました。
お腹の赤ちゃんは女の子、ということが分かったので、「瑠」か「璃」のいずれかが入っている名前を、いくつも考えました。

夫と話し合い、数個の候補に絞った後、インターネットの姓名判断のサイトを利用して、字画の良しあしについても調べました。
姓名判断にはいくつかの流派があって、流派によって結果も異なる、という話も聞いていたので、1つの流派だけではなく、複数の流派について調べました。

結果、最終的に2つにまで絞られました。
そこに残ったのが「璃子」と、名前に「子」がつかない別の名前でした。

最近は、女の子の名前に「子」がつくものが減ってきているけれど、「子」のつく名前は、日本人らしさがあってとても良いと思いました。
「璃子」の場合、「子」がついても古臭い印象にはならない、と感じたので子どもの名前は「璃子」に決めました。

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