『琉海那(るみな)』 お兄ちゃんからのプレゼント

投稿者:あーちゃん

我が家には12歳になる息子と9歳になる娘がいます。
息子2歳半、娘はまだお腹にいるときに娘の名前は決まっていました。

まだ2人目の子供の性別が分からない時に息子が「お腹の赤ちゃんが女の子だよって夢で教えてくれたよ。」と言ってから2ヵ月後に女の子と分かった時、息子にもぜひ名前を一緒に考えてもらおうと思っていました。

8ヶ月頃になって名前も決めなければと思っていた頃、息子が「お腹の赤ちゃんが名前を教えてくれたよ。」と言いました。
聞いてみると「るなちゃんっていうんだって」。
考えてもいなかった名前だったので驚いていたのですが、数日後、また名前を教えてくたと言って今度は「るみちゃん」といっていました。
どっちを本当に教えてくれたんだろう、性別も当ててくれたから息子の意見は取り入れたい。。。

「るなちゃん」なのか「るみちゃん」なのか聞いてみると両方とのことでした。
そしてもうひとつ、「僕の名前の海って漢字を入れてね。同じがいいんだって」。
2歳半の子供がなぜ漢字を知っているのか少し怖いくらいだったのですが、息子は胎内記憶もある子だったので、この子の言葉を信じようと主人と相談して「るな」と「るみ」を組み合わせて琉海那(るみな)と名前を決めました。

漢字の意味は琉球の琉、那覇市の那からもらっています。
沖縄はたくさんの人に愛されていて海もきれいなので、みんなを癒してくれる、沖縄の海のようにいつも輝いて心広く誰からも愛されるような娘になって欲しいという意味をこめてこの名前に決めました。

生まれてからは「るみ」と呼ぶことが多く、周りの人は「るみな」と聞いて珍しいねと驚かれることが多く、漢字からでは「パパもママも沖縄出身なの?」など聞かれることがあります…。
ですが名前の由来を聞くと、みんな「お兄ちゃんが名付け親なんてなんだかすてきだね。」なんて言ってくれています。

子供たちが成長した今、娘はお兄ちゃんが初めてくれたプレゼントだからこの名前が大好きと喜んでいます。
でも息子は中学生になったせいか、この話をすると恥ずかしいからやめてよといつも逃げているこのごろです。

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