『芽依(めい)』 「芽依」ができるまで
投稿者:たんたん
ジブリの名作である「となりのトトロ」が大好きだった私は、その中でも元気いっぱいなメイちゃんが好きでした。
また、名前の響きもとても可愛くて、いつか自分が妊娠して子どもができれば「メイ」という名前にしたいな、と漠然と考えていました。
そして、20代後半での妊娠発覚。
その当時NHKでの連続朝ドラマである「ごちそうさん」でも主人公が「めい子」という名前だったのですが、そのときも名前が可愛いなと思い、もう「メイ」にするしかないなと思い決めました。
さて、漢字はどうしようかと考えたのですが、メの字は、やはり元気で活発そうなイメージである「芽」にしました。
またイの字は、さんざん悩んだのですが、最もいい字画でいこうとなり、「依」にしました。
「依」には依存という意味を持つので、少し抵抗があったのですが、この子の将来の運勢をも背負っているかもしれない画数を選んだので、特に後悔はしていません。
そうこうしているうちに芽依という命名になりました。
周囲の反応は上々で可愛いね、とか女の子らしい名前だね、という声が多かったです。
特にキラキラネームでもなく、しわしわネームでもないのでちょうどよかったかな、と思っています。
最後に後日談なのですが、先日娘にとなりのトトロを見せるときがありました。
本当はあまり映画といった長編を赤ちゃんに見せたくなかったのですが、少しずつならいいかなと思い見せたのです。
すると、お父さんやサツキが「メイ〜メイ〜」と呼ぶ姿を見て、娘はまるで「あれ?メイ?私?」のような驚いたような戸惑ったような表情を見せてくれました。
その顔がとても面白くて、旦那と二人で笑ってしまいました。
もう少し大きくなって、「あれ?これ同じ名前なんじゃないの?なんでこの名前なの?」と聞いてくる日があるかもしれませんが、その日が早く来てほしいな、と夢見て待っているこの頃です。
また数十年後に成長した娘に、「この名前でよかった」なんて言ってもらえると、親としてもこの上なく嬉しだろうなと感じています。