『百々花(ももか)』 名前に込めた思い・もうすぐ気づくかな。

投稿者:さっちゃん

私が中学生のころ、ミヒャエル・エンデの「モモ」と言う本を読みました。
主人公の「モモ」はとてもみすぼらしい服装をしていましたが、人の話を聞くことが上手な女の子。
彼女の周りには友達が沢山いました。
そして、彼女は時間泥棒からみんなを守る勇気と賢さも持っていました。
その時から何となく、私の子供は「モモ」と付けたいと思っていました。

時は流れて、結婚して1年経とうかと言うときに待望の妊娠が判明。
直感的に“モモちゃんが来た!”と感じ、お腹に向かってずっと“モモちゃん、しっかり大きくなってね。しっかりお腹につかまっていてね。”と、祈るような気持ちで話しかけていました。

主人にも名前の読み方は“モモ”にしたいと伝えると、女の子だったらと賛成してくれました。
それからと言うもの、主人と名付け本を見ながら一生懸命漢字を探したり、名字との相性を確認しました。
しかし、残念ながら“モモ”ではどうしても名字との相性がよくありませんでした。
そこで、呼び名を“モモちゃん”と呼べるよう“百々花”と名付けることにしました。

沢山のお花のように、みんなを優しい気持ちにしてくれるような子。
お話の「モモ」みたいに人の話を聞くことが上手で、勇気と賢さも持っている子。
そんな願いを込めた名前を準備して大切な赤ちゃんの誕生を待ちました。

そして今、百々花の誕生から10年が経ちました。
四年生になり、毎日友達と沢山おしゃべりをしたり、勉強したり、とてもはつらつと育っています。
そして最近、自分の名前の由来となった本を読み始めました。
とても長い本で、読み終わるまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、毎日少しずつ頑張っています。

ただまだ残念ながら、モモの服装がみすぼらしい部分でつまずき
“パパとママは私にみすぼらしくなってほしかったの?”
と、不満そうです。
でもきっと百々花がこの本を読み終えたとき、私達の本当の願い、気持ちに気づいてくれると信じています。

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