『実来(みく)』 産後クラクラしながら考えました!
投稿者:美穂
妊娠9カ月の頃から名前を考え始めましたが、「赤ちゃんの顔を見てから決めたいな」という思いが漠然とあったので、命名の本を読んでいいなと思った名前を挙げていく作業だけ夫と一緒にしていました。
そして妊娠9カ月の終わりごろに私は里帰りし、夫とゆっくり名前について話す機会もなくなり、候補を10個以上残したまま出産を迎えました。
出産は母子共に健康に終えましたが、入院してから20時間以上かかり、私自身は30時間以上寝ていない状態で慣れない育児がスタート。
夫も週末だけ様子を見に来てくれましたが、私のマタニティ(産後)ブルーもあり、名前について冷静に考え話し合う余裕などありませんでした。
そんな時、義母からのメールが。
『どんな名前にするのかとっても楽しみにしています。おじいさん(義父)は大好きな夏目アナからとって、赤ちゃんの写真に向かって「みくちゃん、みくちゃん」と話しかけているんだけど、姪っ子も拓(たく:夫の名前)と美穂ちゃんの名前から1文字ずつとって「みくちゃんになるといいな!」って話してるんだって(笑)』
慣れない育児で疲れ落ち込んでいた私にとって、何だか心がフワッと軽くなるメッセージでした。
そして出産前に候補に挙げていた名前のなかに「みく」があることも思い出したのです。
夫と一緒に赤ちゃんに向かって「みくちゃん」と呼びかけてみて、とってもしっくりくる感じがしました。
それから睡眠不足で朦朧としている私に代わって、夫が一生懸命漢字を考えてくれ、字画も調べ、「実来」に決めました。
結果的に最近流行りの名前でもなく、キラキラネームでもありませんが、「みく、みく」ととっても呼びやすく気に入っています。
ただ出産と産後2週間がこんなにも大変なものだとは想像できておらず、私自身余裕のない状況で名前を決めざるを得なかったことは少しだけ残念に思っています。
入院中に出会ったママさんが『もう名前は決めている。顔を見てから似合う・似合わないで名前を決めるのは赤ちゃんに失礼だと思う』と言っていたことが頭に残っていて、もしもう一度我が子に名前を付けるチャンスを頂けたら、妊娠が分かった時点から夫と娘と徹底的に話し合って、お腹にいるときから名前を呼んであげたいです。