『芽音(めい)』 読み方と意味にこだわった「音」という漢字への想い

投稿者:ジンジン

私は10代の頃からとにかく音楽が好きであり、それが高じて音楽関係の職業に就きました。
そのような経緯もあり、いつか自分の子供ができたら名前に「音」という感じを付けようと決めたのです。
そして、書店にて命名に関する書籍を購入し、「音」という漢字が付く名前を色々と調べました。
初めの頃は、単純に「音」という漢字は「ね」といった読み方しかないと、ある種の先入観で考えていたのですが、どうしてもしっくり来るものがなく路頭に迷っていました。

その折に妻に相談をした所、ジブリアニメが好きであり中でも「となりのトトロ」の大ファンな妻は、そこに出てくる「メイ」という女の子の名前が響きも良く好きだと私に伝えてきました。
私は妻が希望する「めい」という名前にどうにかして「音」という漢字を絡められないか考える事にしました。
改めて命名辞典を熟読した所、「めい」という名前ではないのですが、「音」を「い」と読ませている名前を発見。
それまで「音」を「い」と読むなんてことは想像もしていなかったのですが、視点を変えてほとんど当て字のような使い方をすれば、どの漢字も読み方は多様にあるとわかりました。

ここで「めい」の「い」は、音という漢字を使う事が決まったので、次は「め」です。
「め」に関しては、いかようにも漢字を使えるかなと思ったのですが、私はここで「芽」という漢字を選びました。
この漢字を選んだのには意味があります。
私達夫婦にとって、初めての子供でした。
新しい命が芽生える、そして、それまでの夫婦二人での静かな生活空間の中に、子供の泣き声、笑い声といったあらゆる「音」が芽生えるという意味で「芽音」と名付けました。

周囲の子供で「めい」という名前の女の子はたくさんいますが、私が付けた「芽音」で「めい」と読む子は今でも見た事がありません。
初めてこの漢字を見て、一回で正しく読める人はそうそう居ないかもしれませんが、何か特殊な感じがあるので、私はとても気に入っています。

命名後にまつわるエピソードがあります。
妻の妹が2年後に長男を出産しました。
この子の名前は「かんた」です。
アニメ「となりのトトロ」に出てくるメイとさつきの二人の主人公と仲良くなる男の子、それが「かんた」です。
義妹は、私の長女の名前にまつわる形で長男の名前を決めてくれました。

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