『心結(みゆ)』 長男が妹の命名者となりました。
投稿者:みおん
2人目を妊娠して8ヶ月目に性別が女の子であることが分かり、春に生まれる予定だったので、夫とそろそろ名前を考えなくちゃねという話をしていました。
長男にもお腹の赤ちゃんは女の子だよと教え、名前を決めなきゃいけないねと話をしました。
夫と2人で春っぽい名前が良いねと色々と赤ちゃんの名前について悩んでいたのですが、ある日突然長男が、「赤ちゃんの名前はみゆちゃんだよ。」とボソリ。
夫と2人で顔を見合わせて、一瞬驚きましたが、「みゆ」という名前は候補に全くなく、夫とは別の名前を候補に上げていたので少し動揺してしまいました。
たぶん長男が思い付きで言ったのだと思い、あまり気にしていませんでした。
ところが、次の日になって長男が私のお腹に向かって「みゆちゃん」と何か話しかけていたのです。
それから毎日、長男は私のお腹に向かって「みゆちゃん」と呼んでいたので、何か不思議なものを感じていました。
長女が生まれいざ命名しようとした時に、ギリギリまで他の名前を付けようと考えていたのですが、やはり長男が大反対。「みゆちゃんじゃなきゃ嫌だ」という長男の猛攻撃に、同居している義両親も長男が可哀想だからという始末。
結局お腹の中にいる時から聞きなれている名前だろうと名前を「みゆ」と名付けることにして、命名者は長男となりました。
「みゆ」の名前の漢字については、名字と合わせた名前の画数で「心結」という大吉の字を選びました。
人との輪を大事にして、人と人とを結んでくれるような人になって欲しいという願いを込めています。
名前を付けてからは、漢字が読みにくいと言われますが、一度覚えてもらうととても呼びやすい名前だねと周囲から言われるのでうれしいです。
後から長男に、どうして赤ちゃんの名前をみゆちゃんにしたのと聞くと、「何でだっけ。」と一言。
あれだけ名前にこだわっていた長男でしたが、理由は良く分からないみたいです。
ただ、長女がお腹の中にいる時に、長男と何かコミュニケーションを取っていたのかなと思うととても不思議です。
命名者なだけに妹をとても可愛がってくれるので、今では長男に名前を付けてもらって良かったと思っています。