『開生(かいせい)』 自分の力で切り開いて生きていけるように
投稿者:えり
妊娠16週と早いうちに男の子だとわかったので、名前を考える時間はたくさんありました。
まずは読み方と使いたい漢字を主人と一緒に選んで絞り込み、また海外の人に発音しやすい言葉で、主人の母国語でもある中国語で不快な意味を持つ漢字は避けるよう心がけました。
キラキラネームや読みにくい名前は嫌だったので、読み方が複数あるものもなるべく除きました。
候補はいろいろありましたが、臨月に入った頃には2択に絞られていました。
開生(かいせい)と隼(しゅん)です。
開生は天気の快晴のように先を見通すことができるよう、自分の力で人生を切り開いて生きていけるようにという願いをこめました。
隼は、はやぶさのように、すばやくいろいろなことに挑戦できるような男の子になってほしいという希望をこめた名前です。
画数は二つとも問題なく、苗字とのバランスも悪くなかったので、産まれてから決定しようということになりました。
若干、開生が外国人には呼びにくいかとも思いましたが、「かい」と短縮できるので大丈夫かと最終候補に残し、また、漢字は中国人の友人に見てもらって悪い意味はないとお墨付きを頂きました。
その後、出産した日は梅雨時だったのにかかわらず、天気がとてもよく雲一つない快晴でした。
また、本人に呼びかけると開生のほうが反応が良かったので、その名前になりました。
主人曰く、自分が雨男で苦労したから晴れ男になってほしいという希望もあったようです。
周囲の反応は、おじいちゃんおばあちゃん世代には「今風な感じもするけど、意味もしっかりあって良い名前だ」と言われることが多かったです。
友人達にも「ひびきがかっこいい」と好評です。
ただ「かいせい」と呼ばれることは少なく、みんなには「かい」「かいくん」と呼ばれています。
もうすぐ1歳になるところで、やっと自分の名前を認識して反応するようになりました。
これからいろいろな経験を積んで、自分の力で生きて行けるような強い人間に育って行ってくれればと思っています。