『一樹(かずき)』 周りの人を癒す大木に育ってほしいと思って名付けました

長女の後に初めての男の子という事で、どんな名前にしようかとても悩みました。
長女と対の名前にしたいという思いもありつつ、でもそれだとちょっと女の子のような名前になってしまうかと思ったのです。
最近流行っているキラキラネームというのは、あまり好きではありません。
誰にでも読みやすく、また呼ばれやすくて子供自身も書きやすい名前がいいなと思いました。
また恰好良くて、男の子だと判る名前がいいと夫婦ともに意見が合いました。

名付けたのは、一樹という名前です。
その漢字の通りに「かずき」と読みます。
一本の大きく元気に育った樹は、その広く伸ばした枝で自分の近くに居る人を、雨から守ってくれます。
また心地良い陽だまりを作る事もできて、その樹の近くできっと人が集まってくれるでしょう。
そんな大きくて元気な樹のように、皆に愛され育ってほしいと思って一樹と名前を付けました。

この漢字を充てたのは、読みやすいと思ったからです。
一番スタンダードで一見よくある名前だと思われそうですが、でもそれがいいと思いました。
幾らキラキラネームが流行っているといっても、個性的過ぎると周囲からかなり浮いてしまうでしょう。
しかしこの漢字にこの読み方ならば、古くからあるので読めない人はいないと思いました。
それに、1本の大きな樹を連想しやすくていいとも感じます。

私の両親や夫の両親、親類や友達からは大好評でした。
皆、かず君とか一樹君と呼んでくれます。
ご近所さんにも「いい名前だね」と言ってくれますし、本当にいい名前を付けられて良かったと思います。
将来、大きくなって就職する時にもいいかなと思いました。

一樹という名前の通り、何だかこの子はとても穏やかな子に育ってくれているような、そんな気がします。
のんびりとしていて、笑顔が陽だまりのようなのです。
その性格からか、お友達も沢山います。
このままゆっくりと大きく、健康的に育っていってくれるといいなと思っています。
名づけは大変ですが、よく悩んで付けてよかったと感じています。