『花音(かのん)』 一目惚れして決めた名前
投稿者:すずお
結婚して3年目にしてやっと授かった命でした。
男の子、女の子どちらでも良かったので産婦人科で性別を聞かないことにしました。。
名前の候補は男の子と女の子の両方を考えていました。
これを言うと今でも娘に怒られるのですが、名前は「幸せになる赤ちゃんの名前」という本を図書館で借りてそこから見つけたのです。
花音という名前を見た瞬間、本当に一目惚れでした。
花と音、小学校一年生で習う漢字で書くことが出来ます。
かのんという音の響きも素敵だと思いました。
主人も「いい名前だね」と言ってくれて、女の子が生まれたら花音にしようとすぐに決まりました。
一方男の子の名前はなかなか気に入る名前が見つかりませんでした。
私は自分の子どもの名前を絶対に「花音」にしたいと思っていました。
生まれてくる赤ちゃんは女の子だと信じていたのです。
その希望通りに無事に長女が誕生しました。
孫の名前が花音ということで、私の祖父がクラシックの「パッヘルベルのカノン」のCDを贈ってくれたことがとても印象に残っています。
クラシックのカノンは私たちが結婚式の時に使った曲で私も大好きな曲です。
実はこれを名前の由来にしようかと思った時もありました。
名前の由来をきちんと考えたのは娘が小学生になった時です。
小学一年生の時に名前の由来を作文で書くという課題があり娘に聞かれました。
とうとう由来を答える時が来たかと思って一生懸命考えました。
綺麗な花をみるととても気持ちが華やぎます。
音楽を聴くと楽しくなって元気になります。
また時に音楽は悲しみを癒してくれたりもします。
花や音楽のように人の気持ちに寄り添って、自分の周りの人を元気にしたり癒したりする、そんな素敵な人になって欲しいと思って花音と名付けました。
後付けでこのような由来を娘に教えて作文を書いてもらいました。
その作文をクラスのお便りで読んだというママ友から「花音ちゃんの名前の由来の作文すごく良かった、感動して思わす泣いちゃったよ」と言われてとても嬉しかったです。
娘も自分の名前をとても気に入ってくれています。
私自身も花音という名前を呼ぶたびにこの由来を思い出し、自分もこうでありたいと思いながら過ごしています。