意味重視の命名エピソード

『開生(かいせい)』 自分の力で切り開いて生きていけるように

妊娠16週と早いうちに男の子だとわかったので、名前を考える時間はたくさんありました。 まずは読み方と使いたい漢字を主人と一緒に選んで絞り込み、また海外の人に発音しやすい言葉で、主人の母国語でもある中国語で不快な意味を持つ漢字は避けるよう心がけました。 キラキラネームや読みにくい名前は嫌だったので、読み方が複数あるものも…

『千修(せんじゅ)』 息子の名前にいたるまで

妊娠が分かった時から女の子が欲しいと思っていたので女の子の名前ばかり考えていました。 母が「お兄ちゃんの時はつわりがなかったのに、あんたの時はつわりがひどかったからきっと女の子だよ」とつわりでゲーゲーしてる私に言うので、さらに女の子に違いないと信じていました。 しかし妊娠8ヶ月ごろの検診で先生に「男の子かもしれませんね…

『帆々美(ほほみ)』 「節分草」の花言葉からイメージを

前駆陣痛が10日以上も続いた私が、ついに本陣痛を迎えたのは、忘れもしない「節分の日」。 この日は、恵方巻や豆まきといったイベントなどが、テレビ各局で放映されていて、まさに節分一色の日でした。 生まれた赤ちゃんは女の子。 3800グラムでとても大きく、元気いっぱいに生まれてくれました。 出産を終え、いざ赤ちゃんの顔を見た…

『勇誠(ゆうせい)』 度重なるボツからたどり着いた名前

わたしは子供が2人います。 1人目は女の子で、わりとあっさりと名前が決まりました。 しかし、2人目の男の子の名前はまったく決まらず、夫婦で困り果ててしまったのです。 なぜ、名前がまったく決まらなかったのか。 その理由は夫婦間での意見の食い違いからです。 1人目の時には、お互いの意見が合ったため時間がかからずに決めること…

『璃子(りこ)』 出会った場所での言葉で命名

私と旦那はハワイで出会いました。 旦那は当時ハワイで働いており、私は日本で働いていたのですが仕事に疲れてしまい、リフレッシュする目的で1か月ほどハワイに滞在していました。 その時、泊まっていたコンドミニアムの近くのバーでたまたま出会いその後交際、結婚することになりました。 妊娠して子どもが女の子だとわかった時から名づけ…

『駿冶(しゅんや)』 競馬好きな主人と職人?

我が家の長男、現在高校三年生の息子の名前は、駿冶といいます。 読みかたは『しゅんや』です。 初めての子どもでしたので、すごく張り切ってつけた名前です。 どうしてこの名前をつけたのかというと、まず、うちの主人は、競馬が大好き。 『駿』は、競馬の雑誌で『優駿』という名前の雑誌があるのですが、その雑誌を見ていてヒントを得たよ…

『琉菜(るな)』 ルナと月のエピソード

琉菜とは、カタカナにするとるなすなわち月と読みます。 月と言う漢字にまつわる名前を我々親子で持っているためにルナと名づけました。 父親である勝広の勝の部分には月と言う漢字が入っています。 この月という漢字を持っている子供がもう1人いて、その子の名前は萌です。 そして勝広が子供の頃、いつか将来月に移住ができればいいなと考…

『櫂斗(かいと)』 名前の通り、自由に生きてほしい

長女は妻が命名したため、長男は私が命名することになりました。 女の子の名前はいくつか考えていたのですが、男の子の名前はまったく考えていなくて、妻には内緒にしていましたが、当時私は途方に暮れていました。 かといって、書店等で赤ちゃんの名前辞典を購入して決めるのも、なんだか誰かのアイディアをそのまま使用しているようで、どう…

『雄陽(ゆうひ)』 響きに込めた思い、漢字に込めた思い

まず私は、「さ行」の発音が非常に苦手です。 「さしすせそ」が「しゃしぃしゅしぇしょ」に聞こえてしまうこともあるようなので、「さ行」を名前に含めるのは絶対にやめようと決めていました。 何よりもこだわったのが、「キラキラネームではないけれども、あまり聞かない名前」ということです。 私は学生のころに「妖しのセレス」というマン…

『由理(ゆり)』 今風でも古風でもなく親しみのある名前に

娘の名前を考えたのは、デザイナーの夫でした。 妊娠が発覚した時、私たち夫婦は漠然と男の子だと信じており、毎日寝る前に二人で男の子の名前の候補を出し合っていたのが懐かしいです。 私は極端に言えば名前についてそれほどこだわりがなかったので、最初から夫に任せようと決めていました。 もう男の子の名前は決定していたのですが、安定…

error: