『春樹(はるき)』 漢字の読みやすさとイメージで
投稿者:サーママ
誰でも迷わず、読める漢字を使うことを、第一に考えました。
そして、家族の名前を並べて書いた時に、見栄えが良いように、同じ文字数になるといことを重視して考え始めました。
男の子なので、「樹」という感じを使いたいというイメージがうかびました。
樹木のように太く大きくなってほしいと願いを込めて、漢字の樹木の「樹」を使いたいと思ったのです。
そしてそこから、名字にあう、文字を当てはめていきました。
2月に産まれることがわかっていたので、暦上、季節が春だったということもあり、「春」が候補にあがりました。
たまたまですが、両親の名前の母音が同じだったので、子供の母音も同じにしたいと思いがありました。
長男ということと、一番になって欲しいという意味を込めて、「一」という文字を付けるのもいいと思い、「一樹(いつき)」も候補にあがりましたが、音にこだわって「春樹」にしています。
最後に、決め手は、主人が村上春樹が好きだったからです。
主人が村上春樹が好きで、将来、ノーベル賞をとるような人になって欲しいと願いを込めてみました。
正直、これといった願いを込めてつけた名前ではないかもしれません。
どちらかというと、音、イメージや文字数を重視してつけてしましました。
「春」という文字は、男の子には、かわいらしすぎるかとも思いもありましたが、優しい雰囲気もあるので、優しい子に育ってもらえたらと、心の底で思いを込めています。
あまり、意味のある名前にしてしまうと、名前負けをしていまうのではとも、意味を付けることにどちらかというと、目をそむけてしまっていたかもしれません。
周囲からは、流行りの名前や読みにくい読み仮名の感じを使ったら、「若い人の考えた名ね。」なんて言われると思っていたので、「春樹」なら何も言われず、周りから受け入れてもらえると思っていました。
しかし、義母からは、「もう少し考え直したら。」と言われとても驚きました。
親の年代からみても、いまどきではないのかと思うこともありましたが、言われば言われるほど、この名前にこだわってしまったというのも本音です。
流行りの名前や読み仮名が難しい漢字を使った名前を見ると、今でも、もう少し凝った名前の方が良かったのかと思うこともありますが、後悔はしていません。