『陽生(はるき)』 自分たちが大切にしていることから

投稿者:Shino

妊娠中、男の子だということが分かってから、具体的に名前をイメージし始めました。
私にとっても主人にとっても初めての子でしたので、手探りではありましたが、特に呼びやすさと意味にこだわりたいと思い、命名辞典などはあまり参考にしていません。
音(読み)は何となく「あ」の母音が良いなと思い、「はるき」が候補に挙がりました。
では、漢字をどうしようかと考えた時、自分たちの思いのある字を入れたいと思いました。

思いのある字、思い入れのあること・・・。
そもそも、私はどんなことを大切に思っているのだろうか?とつらつらと考えていた際、新婚旅行でアフリカのケニアを訪れた時のことを思い出しました。
ケニアのサバンナで見た、大きく力強く暖かく、そしてすべての生命の源を思わせる太陽の姿は、本当に生涯忘れられないものでした。
調べてみたところ、太陽の「陽」の文字は、「はる」とも読みます。
あの太陽のように、暖かく力強く、皆を照らすような太陽のように生きて欲しい。
そこから「陽生」という名前にしたいと思いました。

とは言え、名前は主人と二人で決めようということにしていましたし、当然独りよがりで名付けはしたくなかったので、何はともあれ、まずは主人の意見を聞きたいと思いました。
その時のことは、今でもよく覚えています。

夕暮れ時、吉祥寺のカフェでお茶を飲んでいる時でした。
何となく子どもの名前の話になったので、「ケニアで一番印象的だったものって、何だった?」と聞いてみました。
主人の答えは「太陽だなあ。やっぱり」でした。
旅行中にそんな話をしていたわけでもなかったのですが、自分と同じように感じていたことに、とても嬉しくなりました。
「そうだよね。私もそうだった。だから、名前には太陽の“陽”の字を付けたらどうかと思って」と提案したところ、とても良いねと賛成してくれました。
そして「生」の字もとてもイメージに合うねと。

一応、字画も調べたりしましたが、ものの本によって書いてあることがまちまちだったので、結論、気にしないことにしました。
自分たちが納得した名前なのだから、それが一番だと。
互いの両親に伝えてみたところ、非常に好印象だったことも背中を押してくれました。

こうして私たちの子どもの名前は、「陽生」に決まりました。

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