『遥(はるか)』 主人とのエスパー?通じ合ってつけた名前
投稿者:ゆかおん
妊娠が分かって、数ヶ月が経ち、性別が分かると言われる妊娠6ヶ月頃。
私の通っていた産婦人科は性別を教えない方針だった為、男女ともに名前を考える必要がありました。
今後何度も、書いていかなければならない名前ですから、極力シンプルで書きやすい名前が良いと考えていました。
また、電話先で人に口頭で伝えなければならない場合を考慮し、出来れば漢字1文字で読みが2〜3文字の名前が良いと考えていました。
ある時の通勤中の事です。
胎動を感じ始めた頃、駅の階段を登っている最中に、またお腹がぽこぽこと動き始めました。
私は、なんとなくその時女の子を授かっている様な気がして、漠然と名前を考えました。
ふと思い浮かんだのが「遥(はるか)」という名前でした。
本当に降りてきたかのように思い浮かびました。
意味を調べると「果てしない・広がる」といった発展的な意味があり、気に入りました。
名字とのバランスも良く、誰にでも説明しやすいと思い、私の中ではほぼ確定した気持ちで帰路につきました。

その日の夕方頃、いつも通り主人が帰ってきました。
するとなんといきなり、私のお腹を撫でながら「はるかちゃん」と呼びかけたのです。
主人には「遥(はるか)」にしようと思っていた事は一切伝えていなかったため、とても驚いてしまい、咄嗟に「どうしてその名前で呼んだの?」と強い語気で問いただしてしまいました。
主人はなぜ私が興奮して問いかけているのか分からず、動揺していましたが、私がその名前を心に決めていた事を説明すると笑いながら、「直感だよ。」と言ってくれました。
なんだか主人と気持ちが通じ合っているようで、とても嬉しくなりました。
主人の中では「遙」という字をイメージしていたようですが、画数的に「遥」の方が良かったため、こちらに決まりました。
結局、出産時の費用の問題で転院をすることになり、今まで確信の得れなかった子供の性別をついに知る事となりました。
すると予想通り女の子で、「遥」とつける事が確定となりました。
二人の気持ちを込める事が出来て、とても満足しています。