『春帆(はるほ)』 出生届提出期限1日前での命名

投稿者:ハルママ

予定日が3月の春生まれだったので、「春」という季節は入れたいという主人の希望があり、妊娠後期は「ハルちゃん」とお腹の中の赤ちゃんに二人で語りかけていました。
娘の名前に関しては主人に一任しようと考えておりましたので、「春華」という名前にほぼ決定して出産を迎えました。

ところが、里帰り出産後、問題発生。
私の両親とくに父親が、なんの前触れもなく、急に字画占いをみてもらいに行ったのです。
占い師さんによると、春華という字は苗字と照らし合わせると画数が悪いとのこと。
占い師さんが提案してくださった名前は、春という字がないものばかりでした。

私は揺らぎました。
もうほぼ決定していた名前を変えたいと主人に電話で伝えると、やはり憤慨。
「自分が決めた意味がない」
その通りです。。怒るのも無理はありません。

ですが、悪い字画だと知ってしまったからには、その名前を娘にプレゼントしてあげることはできません。
何か良くないことが起きた時、私はきっと後悔するでしょう。
娘に申し訳ない、などと思うくらいなら今、考え直そうと思いました。

ただ、娘の呼び方は、「ハルちゃん」で愛着が生まれていたので、一文字目はやはり「春」にすることに。
ですが私の父親は、占い師さんが勧めてくれた名前の中から一つ提案して「良江」という名前をやけに勧めてきます。
名前自体は素敵です。
けれども、娘が大きくなったときに、名前の由来を聞かれたら、なんと答えたらよいのか、困惑するでしょう。
一生懸命考えてくれた父には申し訳ないですが、やはり、愛着がある「春」という字を一文字目に決めました。

そしてやはり娘には、「あなたの名前はお父さんが付けてくれたのよ」と言ってあげたいので、主人に最終的に決めてもらおうと思いました。
占い師さんによりますと、名前の2文字目が6画ならよいとのことだったので、提案してくださった名前の中の二文字目に注目し、主人は「春」に合う字を選んでくれました。

出生届を提出する期限の1日前にようやく名前が決定。
私の父は、「宝塚みたいな名前はやめて欲しい。。」とため息を漏らしておりました。

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