『珀翔(はくと)』 大きくなった時に親の想いがわかる名前

投稿者:new_papa

私は男兄弟・男子校と男の中で育ちました。
兄が結婚して子供できたのですが、やはり男の子でした。
男の子は男の子でかわいいのですが、自分の子供は絶対に女の子が欲しいと思っておりました。

結婚して半年ほどたった時に、妻から突然「男の子と女の子どっちだったら嬉しい?」と聞かれました。
この時は全然ピンと来ておらず「どっちでも嬉しいけど、女の子の方が嬉しいかなぁ」と妻に伝えると「女の子だったらいいね」と笑顔で言われました。
その瞬間はぽかんとして状況が把握できなかったのですが、ハッとなって「妊娠したの?」と聞くとまた妻が笑顔で頷いたのです。
経験した方ならわかると思いますが本当に世界一幸せな瞬間でした。

その後は子供に何かあってはいけないので、妻には仕事をやめてもらい私も家事や買い物など極力手伝いをするようにして2人で協力しあって出産に向けての準備を進めていました。

しかし、安定期にはいったころに私の仕事が忙しくなり夜遅くまで残業や接待などが続くようになりました。
妻もマタニティブルーになり、幸せだったはずが顔を合わせると毎日のように喧嘩をするようになり離婚寸前というところまでいきました。

そんな私たち夫婦の仲を良好に戻してくれたのが、長男でした。
ある時、喧嘩をしながらも2人で病院にいき子供の顔までリアルに見えるエコー(4Dエコー?)をしました。
その時に私たちがそう思っただけかもしれませんが、確かにこちらを向いて笑っていました。

かわいい!絶対にこの子を幸せにしたい。この子が常に笑顔でいれる環境を作りたい!心のそこからそう思いました。
妻も同じだったようで、自然と帰り道にお互いが誤り仲直りしました。

いよいよ出産予定日まで3ヶ月を切ったときに名前の候補をいくつか出しました。
1つ目の候補は「獅子王(ししお)」誰よりも強く、負けない子になって欲しいという想いをこめました。
2つ目は「皇希(こうき)」他の人に希望を与えられるような子になった欲しい。
誰よりも優秀な子で人の上に立って欲しいという想いをこめました。
3つ目が命名した「珀翔(はくと)」でした。

「珀翔(はくと)」に込めた想いは、誰からも愛されて必要とされる人になってほしい。
オンリーワンの貴重な人材になって欲しい。なによりも元気で人生を自由にのびのびと楽しんでほしい。
私たち夫婦の宝物なのだから。
というような想いで名前をつけました。

産まれてきた瞬間の顔を見たとき妻も私も「珀翔(はくと)」に決めたと思いました。
顔が凄くやさしそうで、女の子と間違いそうになるくらいかわいいかったからです。
それだけではなく、入院中も全くの他人の方から「お子さん可愛いですね」とか「少しさわっていいですか?」とか「写真とらせてください」とか誰からも愛されている感が凄かったのです。

今後も名前負けすることなく、私たちの宝物が誰からも愛され必要とされる人に成長することを祈っています。
なによりも、誰よりも幸せになって欲しい。
親はだれでもそうかもしれませんが、そいう想いをこめて子供に名前をつけました。

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