『瑛斗(えいと)』 たくさんの意味を込めて、未来への希望あふれる子供に…

息子の名前を考え出したのは性別が判明したころです。
主人と色々な命名サイトなどで字画を調べたり、本を買ったりして二人で楽しみながら考えました。
また近所の神社にも命名について聞きに行きましたが…あまり気に入る響きではなく、結局は夫婦二人で候補を出し合って決めることにしました。

息子の名前「瑛斗」ですが、提案したのは主人です。
最初はその響きから、またエイトは英語で数字の８です。末広がりの８は縁起がいいこと、また海外でも馴染みのいい名前をつけたいということも考えたそうです。
そして８を横にすると「∞」。
無限の可能性を持った子供になってほしいという意味も込めています。
そのほかにも主人にはまだこの名前に込めた意味があるとのことでした。
エイトは「クリエイト」の「エイト」の意味を含めているとのこと。
「無限の可能性を持って輝かしい未来をクリエイトしてほしい」

そんなことから我が家の息子は命名されました。
名前が決まってからは、漢字を決めていくことになります。
名字と照らし合わせて字画なども考えながら、本やネットを頼りに決めていきます。
色々なサイトも見ましたし、本も買ったし、ＰＣ用のソフトまで利用しましたが…ここで困ったことが起こりました。

それは、各々で良い字数や使うのに適している漢字が違うということです。
大まかな点は一緒なのですが、細かい点になると各々で全く逆のことが書かれていたりするのです。
うちの子は男の子です。
お嫁に行くことはないので字画が変わることはまずない。
だからこそいい字画に私たち夫婦はこだわっていました。
ついに図書館にまで夫婦で足を運んだり、近くの占い師にまで字画などの相談に行ったのですが…考えれば考えるほどなかなか決まらず、最終的に決めたのは主人の祖母でした。

主人の祖母は当時癌で入院しており余命も長くはなく、「ひ孫を抱けるかな？」といつもお見舞いに行くとつぶやいていました。
おばあちゃん子だった主人。
そのためお見舞いの際に、祖母に漢字を決めてもらうことにしたのです。
決まった漢字は「瑛斗」。
瑛という漢字には「美しい、輝く」という意味があります。
斗は「北斗七星の斗」です。

息子は今年で小学校3年生、毎日サッカーで大忙しの日々を明るく元気に過ごしています。
祖母は息子が生まれる直前に他界してしまいましたが、息子の成長を天国から見守ってくれてると思います。