『杏莉(あんり)』 響き重視！からの結果的には全てが叶って大満足！

お腹の中の子が女の子だと分かった時、まず思いついたのがこの”あんり”という名前でした。
この名前は実は私が高校生の時同じクラスだった友達の名前で当時からかわいい響きの名前だな、と思っていました。
私の名前は2文字の名前なので3文字の名前に憧れており、最後の文字を取って◯◯ちゃんと呼びたいという希望もありました。
“あんちゃん”という響きは呼びやすく、可愛らしいねと主人も祖母も賛成してくれたので嬉しかったです。

次に名前の音に合わせて漢字を考えました。
当て字ではなく一目で分かり、間違えずに呼んでもらえる漢字をと思い辞書をめくったのを覚えています。
主人の実家が農家な事もあり、果物の漢字を入れたいという主人の希望がありました。
その為に”あん”という読みに合わせて”杏”の字を使う事はすぐに決定しましたが”り”の漢字はとても悩みました。

やはり字画も気になるし、我が子には可愛い字を選んであげたいといろいろ考えました。
結果、私の好きなジャスミン(茉莉花)から”莉”を使う事に決めました。
女の子なので将来名字が変わり、あまり字画は気にしなくても良いかな、と思いつつ思いのほか字画も良かったので安心しました。

後付けになってしまった感じはありますが、漢字に込めた想いももちろんあります。
杏の実のように実りある人生を、茉莉花のように内側から香り立つ内面も綺麗な女性になりますように、誰からも愛されますようにと想いを込めました。

主人の希望を聞きつつ私が名前を付けさせてもらいましたが、よくある名前ながらそんなに多い名前でもないようで、現在6年間保育園に通っていますがまだ同じ名前のお友達に会ったことはありません。
最初の”あ”の音が発音しやすかったようで、結構早い時期から子供は自分の名前を言えるようになっていました。
今ではみんなに”あんちゃん”と呼ばれ主人も私もこの名前をとても気に入っています。

響きを何よりも重視しての名付けでしたが、結果的に気に入った漢字で字画も良い名前をつける事ができ満足しています。
この名前にはこんな意味があるんだよ、としっかり本人にも伝えてあげたいと思います。